ネット印刷と地元の印刷会社ってどのくらい価格が違うの?ラクスルが安い理由を紹介!

名刺やチラシ、パンフレットの印刷ってどこでしてますか?

地元の印刷会社を使ったり、自前のプリンターで印刷している人も多いかもしれませんね。

でも実は、地元の印刷会社はもちろん、「自前のプリンターで印刷するよりラクスルを始めとしたネット印刷のほうが安く済むことが多い」って知ってましたか?

実は僕、地方の印刷会社で働いていたことがあるのですが、自社で印刷するよりネット印刷の価格が安すぎて、ネット印刷に外注を出していたことがありました。(汗)

ぶっちゃけると、ネット印刷の価格ってそれくらい圧倒的に安いんです。

 

でも、ネット印刷って初めて利用するにはちょっと敷居が高いですよね。
入稿の仕方が良く分からなかったり、ちゃんとキレイに印刷してくれるのか不安だったり・・・。

 

ということで今回は、ネット印刷が安い理由とネット印刷の品質、注意点などを紹介していきたいと思います。



スポンサーリンク

ネット印刷は一般的な印刷会社と比べてどのくらい安いのか?

冒頭で「ネット印刷は安い!」と言ってきましたが、そもそもネット印刷と一般の印刷会社ではどのくらい価格に違いがあるのか?

今回はネット印刷大手の「ラクスル」と、「一般的な印刷会社(いわゆる地元の印刷会社)」とで料金を比較してみたいと思います。

今回料金を比較する印刷物の仕様は次の通り。
印刷物の種類としては、「チラシ・フライヤー」に該当します。

印刷物の仕様
  • サイズ:A4
  • 色数:片面カラー印刷
  • 用紙:コート紙(90kg)
  • 部数:1,000部
  • 加工:なし
  • 印刷方法:オフセット印刷

この印刷物の料金を、「ラクスル」と「一般の印刷会社」で比較してみたいと思います。

ラクスルで印刷した場合
  • 1営業日後の出荷⇒5,000円(1枚あたりの単価5円)
  • 10営業日後の出荷⇒2,000円(1枚あたりの単価2円)

※2017年7月時点の料金で計算。

一般の印刷会社で印刷した場合
  • 3営業日後の出荷⇒34,000円(1枚あたりの単価34円)

※一般的な印刷会社の標準的な価格です。

比べてみると、もう圧倒的にネット印刷の方が安いですよね。

1営業日後の出荷でも十分安いですが、10営業日後の出荷にすると信じられないくらいの安さになります。

こんな激安の料金設定なので、正直従来の印刷会社ではネット印刷の価格に太刀打ちできません。

ちなみに、なぜ出荷日を遅くするほど価格が安くなるのかというと、完成までの時間を長めにとってもらったほうが、同じような仕様の印刷物とまとめて印刷できる確率が高くなるからです。

印刷物の種類によっては半額以下になることもあるので、納期に余裕があるなら出荷日は一番長いものを選んだほうが断然お得になります。

 

ネット印刷が安い理由!

ネット印刷が圧倒的に安い理由は、ズバリ何種類もの印刷物を1つの紙にまとめて印刷しているから。これに尽きます。

サクサク
印刷機というのは、非常に大きな紙を使って印刷しているんです。
どのくらいの大きさかというと、A4サイズのチラシなら8枚並べて印刷が可能なんですね!

つまり、1種類のチラシを8面並べることもできるけど、8種類のチラシを1面ずつ並べて印刷することもできるわけです。

そしてこれが「ネット印刷が安い最大の理由」でもあるんです。

何種類もの印刷物をまとめて印刷すると版代がめちゃくちゃ安くなる

ではなぜ8種類のチラシをまとめて印刷すると安くできるのか?

それは、印刷機で刷るときに必要となる「版(はん)」が少なくて済むからなんです。

サクサク
版っていうのは、スタンプの型のようなものだと思ってもらえればOKです!

そしてこの版を作るのに結構コストがかかるんです。(版1つで約3,000円程度)

たとえば、1種類の印刷物に対して必要な版の数は・・・

  • 白黒印刷なら版が1つ
  • カラー印刷なら版が4つ

そのため、8種類の印刷物を別々に印刷する場合に必要な版の数は8倍になるので・・・

  • 白黒なら版が8つ
  • カラー印刷だと版が32個も必要になる!

1つの版を作るのにかかる費用はだいたい3,000円だから、32個も版をつくると、版代だけで96,000円も必要になってきます。

版は印刷機で刷るために絶対必要なものなので、部数が少なくても作る必要があるんです。

サクサク
でも実は、8種類の印刷物を1つにまとめて印刷すると、白黒なら1版、カラーでも4版で済んでしまうんです!

そうなんです!

1つの紙にまとめて印刷してしまえば、96,000円かかるはずの版代が12,000円で済んでしまうんです!

サクサク
簡単に言えば、版代が1/8にまで下がるってことですね。

大量に印刷するので、紙をめちゃくちゃ安く仕入れられる

印刷するのに必要な「紙」。
これも少ない枚数をちょこちょこ買っていると単価が高くなります。

でもネット印刷は常時大量の受注が期待できるので、紙を大量に仕入れても無駄になることがありません。

そのため、紙問屋からかなり格安に仕入れることができるんです。

紙代って、実は僕たちが思ってる以上に高いので、資金繰りが厳しい印刷会社ほど必要な分をその都度購入する傾向があります。そのため、ネット印刷の会社に比べると、かなり高い単価で仕入れているんです。

サクサク
最近は新聞折り込みが減ってきたり、ウェブサイトやSNSで告知をする店が増えてきたのもあって、地元印刷会社が使う紙の量は年々減ってきているんです。

ネット印刷だと特に安くなる印刷物はこれ!

実はネット印刷だからといって、全ての印刷物が激安とは限りません。

中には地元印刷会社とそれ程変わらなかったり、割高になってしまう印刷物もあります。

ネット印刷だと激安な印刷物

ネット印刷で特に安くできるのは、次の印刷物です。

  • チラシ・フライヤー
  • 折りパンフレット
  • ポスター
  • 名刺・カード

これらの印刷物を注文するときは、コピー用紙のような普通紙(上質紙ともいいます)より、光沢紙(コート紙)を選んだ方が安い場合が多いです。

なぜかというと、よく注文の入るスタンダードな紙やサイズのほうが、まとめて印刷しやすいから!

逆に特殊なサイズや紙を選択すると、同じ印刷物でも割高になる傾向があるので注意してください。

スポンサーリンク

ネット印刷でも、それほど安くならない印刷物

逆にネット印刷でもあまり安くならないのは、主に次の印刷物です。

  • 冊子やカタログ(ページ数の多いもの)
  • シール(オリジナルの型抜きが必要なもの)
  • 伝票(オリジナルのデザイン)

基本的にページ数が多い印刷物は安くなりにくいです。

なぜかというと、ページ数が多いと他の印刷物と一緒に印刷することが出来ず、それ専用に「版」を作る必要があるから。

ただしラクスルの場合は、出荷日を遅くすることで一般的な印刷会社より安くなるケースが多々あります。
正直、出荷日を遅くすればほとんど全ての印刷物が「一般的な印刷会社より安くできる」とも言えます。

afbtn class=”raised accent-bc strong”]印刷のことなら総合印刷通販のラクスル[/afbtn]

ネット印刷を利用する際に気をつけたい点

ネット印刷は安くて便利ですが、注意したい点もいくつかあります。

自分でデータを入稿する必要がある

ネット印刷は基本的に自分でデータを入稿しなくてはいけません。

入稿自体は簡単なのですが、データの仕様が間違っていると次のような問題が起こる可能性があります。

  • 余白が多く出てしまう。
  • 絵柄が切れてしまう。
  • 想像していたのと違う色合いになってしまう。
  • パンフレットの折り方が違ってしまう。

データはアドビ社の「イラストレーター」を使って作成し、PDFファイルで入稿するのが一般的です。

ネット印刷のサイトには印刷物の種類ごとに「テンプレート」が用意されているので、テンプレートを使用してデータを作るか、作ったデータをそのテンプレートに貼り付けて保存すればミスが少なくなりますよ。

複雑な加工がある印刷物やページ数の多い印刷物は、難易度高し!

巻き三つ折りや蛇腹折り、箔押し加工など、ちょっと変わった印刷物を作りたい場合には、入稿データに細心の注意が必要です。

デザイン会社に外注している場合なら問題ありませんが、自分で作る場合はテンプレートと注意書きを良く確認してから入稿しましょう。

色に凄いこだわりを持っている場合、ネット印刷は辞めた方がいい

ネット印刷は「他の印刷物とまとめて印刷する」のが基本なので、「この色を出してほしい」という要望を叶えるのは難しく、色に関しては「おまかせ」になります。

その点、従来の印刷会社なら「色校正」として刷り上がったものを送ってもらうことも可能なので、本当にこだわりがある人は従来の印刷会社で印刷した方が良いです。(色校正代は別途かかります)

ただ、僕の経験上、ネット印刷でもそれ程おかしい色合いになったことはありません。

同じ商品をもう一度注文しても、全く同じ色にはならない

ネット印刷では同じ商品をもう一度注文しても、まったく同じ色にすることはできません。

これも理由は、他の印刷物とまとめて印刷しているためです。

その点、地元の印刷会社なら過去に刷ってもらった印刷物を色見本として付ければ、ほぼ同じ色にしてもらうことが可能です。

部数が多すぎると、一般の印刷会社と料金が変わらなくなってくる

ネット印刷の場合、部数が増えれば増えるほど「まとめて印刷しにくくなる」ため、一般の印刷会社と料金が変わらなくなってきます。

ただしこれについても、「出荷日」を延ばせば一般の印刷会社より最終的には安くなるケースがほとんど。

MEMO
例えば、ラクスルでA4サイズのチラシ(片面カラー)を10,000部印刷すると、10営業日後の出荷で12,600円(単価1.2円)になるのですが、こんな価格、一般の印刷会社では到底マネできません。
サクサク
ネット印刷を最大限お得に利用するためにも、納期に余裕をもって入稿するのがおすすめです!