こんにちわ。
コンタクト装用歴20年のサクサクです。
コンタクトレンズの中でも圧倒的な「乾きにくさ」を誇る「デイリーズトータルワン」。
ワンデータイプにも関わらず素材にシリコーンハイドロゲルを使っているため、乾燥した冬場のオフィスでも乾きにくいのが最大の魅力です。
僕も1年半前に2ウィークアキュビューオアシスから乗り換えて愛用しています。
しかし、そんなデイリーズトータルワンにも強力なライバルが誕生しました。
それが「ワンデーアキュビューオアシス」。
ワンデーアキュビューオアシスは、既に同社から発売されていた「ワンデーアキュビュートゥルーアイ」の進化版ともいうべき商品で、つけ心地が更に快適になっているとのこと。
しばらくトータルワンを愛用してきた僕にとっても、これは凄く気になる存在!
早速ワンデーアキュビューオアシスを購入し、トータルワンとの違いを体験してみました。
そんなわけで今回は、「ワンデーアキュビューオアシス」と「デイリーズトータルワン」の違いについて紹介したいと思います。
目次
コンタクトが乾きにくいのはどっち?
まずはコンタクトレンズの快適さを決める一番の要素、「乾きにくさ」を比べてみました。
結論からいうと、デイリーズトータルワンのほうが少しだけ乾きにくかったです。
とは言っても、付け始めて数時間はどちらもほとんど変わりません。
差が出てくるのは夕方から夜になってから!
乾燥したオフィスで夜まで仕事をしていると、オアシスよりトータルワンのほうが少しだけ潤い感が強いんですね。
オアシスの潤い感も「トゥルーアイ」と比べれば相当強くて快適なのですが、トータルワンには一歩及ばずといった感じ。
ただ、「トータルワンなら完全に乾燥しない!」というわけではありません。
暖房がガンガン効いた環境に10時間位いると、若干目がシパシパしてきます。
過度な期待は禁物ですが、それでも昔使っていた「2ウィークオアシス」よりは「ワンデーオアシス」と「デイリーズトータルワン」のほうが断然乾燥しにくいですね。
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装用感(つけ心地)が良いのはどっち?
装用感はどちらもすごく良いです。
ただ、装用してから2~3時間は「オアシスのほうが何も付けてない感」が少しだけ上でした。
これについては、オアシスの「摩擦ゼロテクノロジー」が影響しているのかもしれません。
オアシスは「まばたき」による摩擦が起きにくくなる機能が搭載されているんですね。
ただ、公式サイトに記載されているように「18時間経っても快適か?」といったらそういうわけでもありません。
8時間くらい経つと結構シパシパ感は出てきます。
まあ、これは摩擦うんぬんじゃなくて乾燥による影響なのかもしれませんけど・・・。
また、オアシスとトータルワンではレンズの直径が若干違ってきます。
具体的な数値がこちら↓
- オアシスの直径(DIA):14.3mm
- トータルワンの直径(DIA):14.1mm
基本的にレンズの直径が長いほうが目の中で動く範囲が少なくなって装用感が安定します。
(ただしその反面、若干目の負担が大きくなるというデメリットも。)
オアシスのほうが若干直径が長いので、装用感がすこしだけ安定しているのかもしれませんね。
ただし、長時間付けた際の乾きにくさは「トータルワンのほうが上」なので、装用時間が長い日はトータルワンのほうが付け心地が良く感じました。
僕はドライアイが酷いので、余計乾燥が気になってしまうのかも。
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長時間のパソコン作業でも疲れにくいのはどっち?
パソコン作業をしていても目が疲れにくいのは「ワンデーアキュビューオアシス」でした。
比べてみると、オアシスのほうが画面のギラつきが若干抑えられているような気がするんですよね。
これについては「オアシスのUVカット機能」が影響しているのかもしれません。
オアシスのキャッチコピーが「デジタル時代のハイパフォーマンス・コンタクト」と銘打っているのもうなずけます。
逆にトータルワンはオアシスよりほんの少し明るく、クリアな見え方が印象的でした。
外での見え方はすごく気持ちいいです!
ただ、乾燥しがちなオフィスでパソコン作業するなら、ワンデーアキュビューオアシス1択!
まさにストレスフリーな快適さが得られます!
ケースを切り離しやすいのはどっち?
コンタクトを切り離すのに時間がかかってしまうとイライラしますよね。
朝の忙しい時間帯だと尚更です。
参考までに、ワンデーアキュビューオアシスとデイリーズトータルワンのケースは下のようなデザインになっています。
トータルワンは1つ1つに切り込みが入っているので、非常に切り離しやすいです。
逆にてこずったのがオアシス!
ミシン目は付いているものの、切り込みが入っていないので力加減を誤ると隣のケースまで開けてしまうことがありました・・・。
正直、これを毎朝やるのは面倒くさいなぁ・・・と思っていたのですが、ケースを裏側に折る(山折りにする)と、一気にパシっと切り取れることに気づきました。
結果的にはどっちも快適に切り取れます!
酸素透過率が高いのはどっち?
酸素透過性が高いほど長時間装用していても酸素不足になりにくく、「角膜内皮細胞」が死滅するリスクを抑えることができます。
コンタクトにとっては結構重要な要素ですね。
ということで数値を比べてみると・・・。
<酸素透過率>
・デイリーズトータルワン:156(Dk/L)
・ワンデーアキュビューオアシス:121(Dk/L)
デイリーズトータルワンのほうが頭1つ抜き出た数値となっていました。
しかし、非シリコーンでトップクラスの酸素透過率を持つバイオトゥルーワンデーの数値が42Dk/Lであることを考えると、どちらも圧倒的な酸素透過率を誇っていることが伺えます。
含水率が高いのはどっち?
含水率が高いほど、付けているときの潤い感が強くなって乾燥しにくくなります。
実際の数値を比べてみた結果はこちら↓
<含水率>
・デイリーズトータルワン:33%
・ワンデーアキュビューオアシス:38%
含水率だけみるとオアシスのほうが若干高いのですが、トータルワンは表面の水分が80%になる3層構造を取っています。
簡単にいうと、レンズが目に触れる部分の含水率が格段にアップし、1日の終わりまでたっぷり潤うように設計されているんですね。
これはデイリーズトータルワンにしか搭載されていない世界初のテクノロジーなのですが、実際くらべてみると潤い感はトータルワンのほうが強いです。
トータルワンのレンズはびっくりするくらいツルツルしているのですが、その原因はこのテクノロジーにあるのかもしれませんね。
ツルツル過ぎて付けづらいのが難点でもありますが・・・。
オアシスとトータルワンの違い「まとめ」
ワンデーアキュビューオアシスとデイリーズトータルワンの違いをまとめてみると・・・
- 長時間付けていても乾きにくい
- 視界が明るくてクリア
「トータルワン」は、夜遅くまで付けることが多く、乾燥が気になる人におすすめ!
- パソコン作業が疲れにくい
- まばたきによる違和感がない
「オアシス」は、装用時間が短くてパソコン作業が多い人におすすめ!
という感じ。
少し高くても目に優しいレンズを付けたい!という思いから、この2つに行き着いた方も多いと思います。
是非、自分のスタイルに合ったコンタクトを選んでみてくださいね!
トータルワンとオアシスがお得に買えるネットショップ、「レンズゼロ」と「レンズモード」について調べてみました。
レンズゼロって品質は大丈夫?レンズモードとの違いや評判、安全性を紹介!ワンデーコンタクト最大のネックは「コスパの悪さ」なのですが、本当にお得なネットショップを1つ見つけておくと、かなり節約することができますよ!
追記)デイリーズトータルワンを購入する際の注意点
ご存知の人が多いかもしれませんが、デイリーズトータルワンのBC値はネット通販だとBC8.5しか取り扱っていません。
ソフトコンタクトはレンズは柔らかいので、BC値が違っても気にならないケースがほとんどですが、それでも気になる人は気になりますからね。
参考までに、トータルワンのBC8.5とBC8.8のレンズを比べてみるとこんな感じです↓
左側がBC8.5で、右側がBC8.8のレンズです。
撮影が下手ですみません・・・。(マクロ撮影がかなり難しかった)
比べてみるとBC8.5のほうが若干カーブがきつくなってますが、実際に使ってみると、目に見える違いというのは感じませんでした。
ただ、オアシスのレンズとトータルワンのレンズを比べると、結構違いがあるんですよね。
カーブ値はほとんど同じでも、トータルワンのほうがレンズの深さがある感じです。
というわけで、今までアキュビューを使っていた人がトータルワンを使うと始めのうちは違和感を感じると思いますし、逆にデイリーズを使っていた人がアキュビューに変えれば、これまた違和感を感じると思います。
実際、僕もオアシスとトータルワンを切替えて使った際はどっちも違和感を感じました。
2日くらい経つと慣れちゃいますけどね。