ブルーライトカット機能が付いたコンタクトレンズってある?

メガネの世界では一般的になってきた「ブルーライトカット機能」

でも、「ブルーライトカット機能が付いたコンタクトレンズ」ってあまり聞いた事がないですよね。

じゃあブルーライトがカットできるコンタクトって売ってないの?

いいえ、実は1つだけあるんです。それがアイミーという会社が出している『アクティブカラー ナチュラル』というコンタクトレンズ。

「アクティブカラー・ナチュラル」の大きな特徴は、「レンズ中心部が黄色くなっている」という点。これによってブルーライトの透過を抑えているんです。

サクサク
凄い!これで装用感も良ければパソコン作業による目の疲れも軽減するんじゃない??

ということで、今回はコンタクトレンズで唯一といってもいいブルーライトカット機能が付いたコンタクトレンズ、「アクティブカラー・ナチュラル」の特徴を紹介していきます!

アクティブカラー・ナチュラルの特徴

コンタクトレンズで唯一といってもいい、ブルーライトカット機能が付いたコンタクトレンズ、「アクティブカラー・ナチュラル」。

サクサク
その特徴を簡単に説明すると、こんな感じです!
  • 使い捨てタイプではなく、従来型のソフトコンタクトレンズ。
  • 従来型のソフトコンタクトレンズの中では、汚れがつきにくい素材を使っている。
  • 公式サイトの透過率グラフから推測するに、ブルーライトのカット率は20%くらいと思われる。
    (これは、JINSが出している「デイリーユース」のブルーライトカットメガネより少し弱い程度。)
  • 黒めにかかる部分だけが黄色くなっているので、カラーコンタクトのように白目部分までは色が変わらない。
  • 『楽天市場』だと価格は1箱6,000円くらい。両眼だと12,000円。

使い捨てじゃないので値段はちょっと高めですが、これだけ聞くとまあまあ良さそう。
でも実はデメリットもいくつかあるので、買う前に知っておきましょう。

ブルーライトカット機能付きコンタクトレンズのデメリット

常にブルーライトがカットされた状態で生活することになる

一般的なカラーコンタクトレンズは、「白目部分にカラー」がついて、「黒目部分が透明」になっているので、見え方は通常のコンタクトレンズとあまり変わりません。

しかし、アクティブカラー・ナチュラルの場合は「白目部分が透明」で「黒目部分」に色がついているので、見え方が少し変わってきます。

これは「ブルーライトカット機能付きのメガネ」をかけた場合と同様ですね。

このおかげでパソコン作業をしているときは目の負担が軽くなる訳ですが、メガネと違ってコンタクトは気軽に取り外せないのが難点。

僕は普段、JINSのブルーライトカット機能付きメガネ(JINS PC)を使っていますが、PCを使っていないときはメガネを外すようにしています。PC作業をしていないときに掛けていると、視界が暗くなって気分がスッキリしないんですよね。

それもそのはず、実は「昼間に浴びるブルーライトは集中力や分析能力、思考力を高めてくれる」という研究結果が出ているんです。

さらにブルーライトには、昼食後の頭がぼんやりしやすい「魔の昼過ぎ」に、集中力を保つのに役立つと指摘する研究もあるんだとか。

サクサク
つまり、ブルーライトを一日中カットしてしまうと、「頭がぼんやりしてしまう」ということですね。

シリコーンハイドロゲルレンズより目が渇きやすい

僕はここ1年半ほど、「デイリーズトータルワン」というワンデータイプのコンタクトを使い続けています。

デイリーズトータルワンは、ワンデータイプにも関わらず「シリコーンハイドロゲル」という酸素透過率が非常に高い素材を使っているワンデーコンタクトの最高峰。

保水力が非常に高いので、冬場のオフィスでもほとんど乾燥しないのが魅力です。

ドライアイの方に打ってつけの超高性能コンタクト

変わって「アクティブカラー・ナチュラル」は汚れの付きにくい「フッ素系モノマー」という素材を使っていますが、酸素透過率はシリコーンハイドロゲル製のレンズと比べるとかなり低め・・・。

一度「シリコーンハイドロゲルレンズ」の快適さに慣れてしまっていると、目が乾きやすくなる分、ストレスを感じるかもしれません。

ワンデーアキュビューオアシスとトータルワンを比較!装用感の違いをレポート

カラーコンタクト同様、着色部分が色落ちする可能性あり

今回、アクティブカラー・ナチュラルの商品説明を見ていて一番気になったのが、「レンズ中心の黄色い部分って何で出来てるの?」という点。

実はこれ、カラーコンタクト同様、元の素材を着色して付けたものなんです。

カラーコンタクトの場合、「色素が色落ちして眼球に付着する」というトラブルが結構ありますが、アクティブカラー・ナチュラルもレンズの中心部分を着色しているため、カラコン同様色素が落ちる可能性があり、眼科医がおすすめする事はないそうです。

しかも、カラーコンタクトは黒目にかかる部分だけ色を抜いてあるのに対し、アクティブカラーナチュラルは黒めにかかる部分を着色しているので、目にかかる負担はカラーコンタクトより大きいかもしれません。

『楽天市場』でアクティブカラーナチュラルを見る

【まとめ】本当に目の安全を考えるなら、シリコーンハイドロゲルを使ったものが一番!

いくらブルーライトをカットしても、潤いや酸素透過率が高いレンズを使わなければ、角膜内皮細胞はドンドン死滅していきます!

サクサク
視力の低下が防げても、目がダメージを受けてしまったら元も子もないですよね。

そのため、普段はシリコーンハイドロゲルを使ったレンズを装用しつつ、必要な時に度なしのブルーライトカットメガネをかける、というスタイルが一番目に優しいのかもしれません。

『レンズゼロ』というネットショップなら、アキュビューシリーズが驚きの価格で購入できるので、是非価格をチェックしてみてくださいね。初めてみる方はたぶんビックリすると思います。

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