この記事では、僕が「おそうじ本舗」と「カジタク」の両方でエアコンクリーニングをしてもらったガチ体験談を紹介しています。
今年の夏も暑いですね。
うちは例年、春先~初夏を除いてはリビングのエアコンがフル稼働状態なのですが、今年初めてクーラーをつけたら、雑巾のような臭いが噴き出してきたんです…。
原因はおそらくエアコンのカビ。
すぐにフィルターやルーパーの汚れを掃除して1日中エアコンを付けっぱなしにしておいたら、大分マシにはなりました。
妻と話したところ、小さい子どももいるのでカビはやっぱり心配・・・ということになり、今回初めて「エアコンの洗浄クリーニング」を試してみることにしました。
目次
おそうじ本舗のエアコンクリーニング体験談
おそうじ本舗でエアコンクリーニングの見積もりを取る
早速ネットでエアコン洗浄ができる業者をいろいろと調べてみるも、正直どこが良いのか分からない。
ダスキンにおそうじ本舗、ヤマダ電機などの口コミを見ても、結局は「来てくれた業者さんの腕次第」という感じなんですよね・・・。
ダスキンだと「お掃除ロボ付きエアコン」の価格が22,000円(税抜)だったのに対し、おそうじ本舗はそれより6,000円も安かったので!
いよいよエアコンクリーニング当日!
しかし見積もり金額が跳ね上がる
エアコンクリーニングの当日。
おそうじ本舗さんは女性店長と男性2人の3人態勢でやってきました。(そのうちの一人は見習いっぽい感じでしたけど)
早速エアコンを確認し、改めて提示された金額は21,000円(税抜)!
するとその女性店長は、「あ、16,000円っていうのはお掃除ロボが付いていないタイプの料金になります。」と説明。
いやいや、見積もりのとき「ロボが付いてるかどうか」確認されたから、「付いてます!」って答えたんだけど・・・。
そのうえで16,000円って回答してきたんじゃないの??
なんだか腑に落ちないまま、「辞めますか?やりますか?」という2択に迫られる。
まあそれでもダスキンより1,000円だけ安いからいいか・・・と了承し、クリーニングをやってもらうことにしました。
エアコン洗浄の前に分解開始!
だが・・・分解できない!
「さあ、どんだけキレイにしてくれるんだ!」と期待しながら作業をながめていると、なんだか分解に手間取っている様子…。
お掃除ロボ付きは分解が難しいとは聞いていたのですが、その「お掃除ユニット」がなかなか取れずに四苦八苦してるみたい。
なんか無理やり取ろうとしてカバーをグニグニ曲げたりしてるので、ちょっと、いや、かなり不安なんですけど…。大丈夫か?
そしていろいろ試してみた結果、結局エアコンユニットが外せないらしい。
このままお掃除ユニットを残したまま洗浄することは出来るけれども、最悪故障する可能性もあるという説明を受け、今度は「ここで辞めて元に戻しますか?故障するかもしれないけどやりますか?」という2択に迫られる。
途中で辞めてもお金はかかる。なんだそれは!
元に戻すか・・・それとも故障覚悟で洗浄するか。
よくよく考えると、故障する可能性があるのに客に責任を押し付けるのはどうかと思う。
それより何より、この時期(7月)にエアコンを壊されて使えなくなるのもしんどいので、辞める方向で話を進める。
しかし、ここで予想外の一言が!
この時点で辞めても5,000円(税抜)はかかるそうだ。
なんで肝心の部分が洗浄できてないのにお金かかるの?
っていうか、フィルターとかカバーとか、手が届くところは僕が掃除したっつーの!
それより何より、エアコン確認した段階で分解できるかできないか判断できなかったのか?
とブツクサ言ってみるも、「申し訳ございません、お願いします」という返答しか返ってこない。
カーテンに水をぶっかけられる
ということで、既にセッティングしていた洗浄機器を撤収することになったのだが、その際、見習いと思わしき男性が機器の操作をミスったらしく、水がブシャーっとカーテンにぶっかかる!
しかし一番頭に来たのは、その男性がもう一人の男性と苦笑いしながら謝りもせず、カーテンや壁紙についた水を拭き取ろうともしなかったこと。
こっちから「あのー、水跳ねてますけど・・・。ていうか、コレ洗浄液じゃないですよね?」
と質問して初めて、「あ、ただの水なんで大丈夫っす!」と回答してくる始末。
いやいや・・・
物理的には大丈夫かもしれないけど、僕の心は大丈夫じゃないよ??
ぎこちない手付きでエアコンを元に戻すも、確認があまい
ようやくエアコンも元に戻ったところで、動作を確認して今回は終了。
スタッフは帰り支度を始めるも、エアコンの吸い込みパネルの動作がいつもと違うことに気づく。
いつもは空気を吸い込むために上のカバーがパカっと開いてたのだが、開いてないのだ!
僕がそれを指摘すると、「すいません」といいながらカチカチとカバーをはめ直す店長。
おそうじ本舗のエアコンクリーニングまとめ
今回キレイになったのはエアコンのカバーとフィルターだけ。
しかも5,000円取られる始末!
結局内部のフィンやファンを掃除するには、電気屋さんに頼んで壁からエアコンを取り外して洗浄する必要があるらしい。
しかしそれをやると冷媒も抜けてしまうので、料金は5万円近くかかるそうだ。
追記)その後「カジタク」にエアコンクリーニングを頼んでみた
おそうじ本舗のエアコンクリーニングがどうにも酷い結果だったので、今度はイオングループの「カジタク」というサービスを利用してみました。
ぶっちゃけ、今回もお掃除ロボが取り外せなかったら「絶対にお金は払わない!」と決めていたので、最初からその旨を説明しておきました。
するとカジタクのスタッフは
「分かりました。でもこの機種なら大丈夫のはずですよ!」
と自信ありげな返答。
でも、おそうじ本舗の悪夢がまだ残っていたため、正直この時点では全く信用していませんでした。
しかし、いざ分解が始まってみると・・・。
なんか拍子抜けするくらい、スムーズに外してしまったんです!
ど、どういうこと?とカジタクのスタッフに聞いてみると、
「いや、単純に技術が足りなかったんじゃないですかね。」
という回答が・・・。
何はともあれ、養生もしっかりしてくれたので、カーテンに水をぶっかけられることもなく、2時間半ほどでエアコンクリーニングは完了!
おそうじ本舗のスタッフがダメダメだっただけに、満足度はカジタクのほうが格段に上でした。
カジタクとおそうじ本舗が決定的に違うところ
今回はカジタクのほうが満足度が高かったですが、ぶっちゃけ「スタッフの技術力と対応力」が大きく影響してくるのは間違いないです。
もし「お掃除ロボが付いていないエアコン」だったら、おそうじ本舗でも危なげなくやってくれたと思いますし・・・。
ただ、カジタクとおそうじ本舗で「決定的に違うな」と思ったことが1つあります。
それは・・・
カジタクは施工後に「本社のコールセンターから今回の施工が満足かどうか確認の電話がかかってくる」こと。
逆におそうじ本舗はフランチャイズで動いているので、施工に不満があったとしても「店長より上の人」に話がいくことはほぼありません。
でもカジタクの場合、お客様の満足度が低いと「本社に筒抜け」となってしまうので、それが自身の「査定」に繋がってくるわけです・・・。
僕もそうですが、人間ってやっぱり「査定的な要素」がないと緊張感が生まれにくいのかもしれませんね。
カジタクがおそうじ本舗より良かったところ
最後に、おそうじ本舗との比較も兼ねて、「カジタクが良かったポイント」をまとめてみました。
- 料金が安かった!
<おそうじ本舗>
21,000円(見積もりでは16,000円って言われたけど、当日跳ね上がった)
⇒公式サイト:https://www.osoujihonpo.com
<カジタク>
19,800円(お掃除ロボが付いていないタイプなら12,000円。)
⇒公式サイト:https://www.kajitaku.com - 見積もりが分かりやすかった!
カジタクはWEBサイトでほぼ正確な見積もりが分かるので明快!
当日に見積もり金額がアップすることもなかったです。 - スタッフが少数精鋭だった!
●おそうじ本舗:3人態勢(見習い含む)
●カジタク:2人態勢だが、手が止まることなく作業がスムーズ
カジタクのスタッフは作業中にヘラヘラすることもなく、分解から清掃まで「危なっかしさを一切感じなかった」のが一番のポイントでしたね!
エアコンクリーニングの効果は?
一番重要な「エアコンクリーニングの効果」についてですが、これはもう新品のように爽やかな風が吹き出してきます!
あの「不快なカビの臭い」が一切しなくなったので、精神衛生上かなり楽になりました・・・。
カビの臭いを嗅ぐたびに、「ああ~!またカビ菌が肺に入ってくるよ・・・」って萎えてましたからね。
1回エアコン洗浄をしておくと防カビ効果が1年続くそうなので、またしばらくは気持ちよく使うことができそうです!
自分の心も洗浄されたみたい。
それともう1つ。
前述のように施工から一週間くらいすると「カジタクのコールセンター」から電話がかかってくるのですが、そこで「仕上がりに満足がいかなかった」場合は、もう一度施工してくれるそうです。
ちなみに、エアコンクリーニングは7月に入ると予約が取りずらくなってしまいます。
僕も去年、8月に入ってから依頼したのですが、カジタクの場合は公式サイトから予約可能日を調べることができるので、一度確認してみてくださいね。
その際、「日程調整対応」の△マークが表示されている日でも、候補日を複数入力しておくことで、意外と施工してもらえたりします。
この時期は、ほとんどの人が複数の候補日を入力しているので、空きも生まれやすいんですね。
さらに追記!フランチャイズのコンプライアンスについて
我が家が依頼した「おそうじ本舗」の店舗ですが、半年後に閉鎖していました・・・。
なんか店長が独立したみたいです。
しかし更に驚いたのは、その独立した店長から「新規事業を始めたので、今後はコチラの会社をよろしくネ!」というハガキが届いたこと。
いやいや・・・
おそうじ本舗で得た個人情報を、超個人的なことに使用しちゃダメでしょ!