この記事では、SIXPADのレッグベルトを6カ月使ってみた感想を紹介しています。
脚を集中的に鍛えられるSIXPADの新商品「レッグベルト」。
腹筋を鍛えるアブズフィットやアブズベルトに比べるとマイナーな商品なんですけど…
レッグベルトは腹筋用のEMSに比べて「刺激の強さが段違い」!
ふとももって腹筋より筋肉量が多いから、得られる効果も半端なく強かったんです。
具体的にどんなところが良かったのかというと…
こんな感じで、「女性の脚痩せ」には打ってつけのアイテムとなっているんです。
それに加え、SIXPADはトレーニング中の刺激が単調じゃないから楽しいんですね。
キツイ筋トレをしているときに感じる「筋肉を虐めている感」も、レッグベルトならスマホをいじりながら味わうことができます。
まさに、「うぐぐ!キタキタキターーー!」といった感じ。
ドMな私は、この刺激がたまりません…。
ただ、レッグベルトにもデメリットがいくつかありました。
それが次の3つです。
ふとももへの刺激が超気持ち良かったので、「これは”ふくらはぎ”も鍛えられるんじゃないの??」と軽い気持ちで試したことがあるのですが、ぶっちゃけ本気で辞めたほうがいいです!
絶対、脚つっちゃうので…。
というわけで今回は、メリットも多いけどデメリットも多かったEMSマシン、「SIXPADのレッグベルト」についての体験談を紹介したいと思います。
目次
シックスパッドのレッグベルトが良かった点!
先ほど言ったように、レッグベルトには『デメリット』もいくつかあります。
でもそれ以上に、嬉しいメリットの方がはるかに多いんです!
まずは、私が使って感じた『レッグベルトのメリット』について紹介していきますね!
メリット①脂肪が厚くても刺激が強かった!
これはSIXPADに限った話ではないのですが、EMS機器には「脂肪が厚すぎると効き目が薄くなる」というデメリットが存在します。
つまりは、脂肪が厚ければ厚いほど電気刺激が筋肉に伝わりにくくなる・・・ということですね。
でも、ふとももの筋肉って腹筋に比べて格段に強いので、ちょっとくらい脚が太くても刺激が伝わりやすいみたいなんです。
個人的にはアブズフィットで腹筋を鍛えるより、レッグベルトで脚を鍛えるときのほうが強い刺激を感じました。(同じレベルで比べた場合)
また、これは「ライザップのメソッド」でも説明されたことですが、下半身には7割の筋肉が集中しているため、比較的簡単に鍛えることが可能。
そして筋肉量がアップすると基礎代謝も向上し、結果的に太りにくい体質になる、という好循環が生まれるそうです。
正直、レッグベルトのトレーニングだけではライザップほどの効果はないのですが、女性にとってスクワットをするというのは結構しんどいトレーニング・・・。
レッグベルトを使うことで、スクワットのトレーニング時間を減らせるのは、女性にとってすごく助かるアイテムだなぁ・・・と感じています。
メリット②トレーニングが楽しい!
これはレッグベルトだけじゃなくシックスパッドの全シリーズにいえることなのですが、トレーニングをするのがすごく楽しいです。
トレーニング時間は1日1回23分なのですが、23分のトレーニング中に電気刺激がどんどん変わっていきます。
特に中盤は本当にキツイ筋トレをしているかのような筋疲労をガッツリ感じるのですが、「もうダメ、限界!許して!」と思うギリギリのラインで刺激が緩やかになっていくのが気持ちいい!
ある意味、ドM体質の人にはたまらないプログラムです!
ただ、電気刺激って結構クセがあります。
私の場合は「筋肉が鍛えられている感覚」が心地良かったですが、「合わない」と感じる人の気持ちも分かる気がします。
自力でスクワットするのとは違って、筋肉が勝手にピクピク動きますからね・・・。
「筋肉を虐めてるーーー!」って感覚はホントに強いです。そのため、筋トレで追い込むようなキツさを感じるのが苦手な人には向いてないかな、って思いました。
メリット③ベルトでガッツリ巻き付けられるからイライラしない
アブズフィットやボディフィットは体にサクッと貼り付けられるのがメリットですよね。
でもジェルシートの粘着力が落ちてくると、体への密着度合いは徐々に落ちていってしまいます・・・。
その点、レッグベルトやアブズベルトは最初からベルトで巻き付ける仕様になっているので、フィット感がすごくいいんです。
ジェルシートの粘着が悪くてイライラすることが少ないのは大きなメリットでした。
ただし、ジェルがポロポロ剥がれるくらいになってくるとさすがに使えません。
メリット④不意な用事が入っても続けやすい
順調にトレーニングが続いていても、不意な用事が入ってやることが増えてしまうと、どうしてもトレーニングの時間を削ってしまいがちですよね。
忙しい上に自分の時間をトレーニングで削ってしまうと、他の部分でイライラしてしまうことも・・・。
まさに私がこんな感じで、ちょっとでも予定が狂うとやる気がなくなって続かなくなるタイプでした。
でも、こんなくじけやすい私でも、シックスパッドだけは1年くらい続けられています。
これは、「トレーニング中でもテレビや読書、趣味の編み物ができる」のが大きかったですね。
レッグベルトのデメリット
とりあえず「いいこと」だけを先に紹介してきましたが、レッグベルトにも「デメリット」があります。
買ってから後悔しないためにも、レッグベルトのデメリットについて紹介していきたいと思います。
デメリット①「ふくらはぎ」はトレーニングできない
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど、体にとって重要な箇所。
その「ふくらはぎ」を鍛えると、「血流と代謝が良くなる」ことが知られているため、是非とも鍛えておきたい筋肉ですよね。
でも、レッグベルトでは「ふくらはぎ」を鍛えることは出来ません。
私も実際に試したことがありましたが、10秒持たずに「ヤバイヤバイ!足がつる足がつるー!」という状態になってしまいました…。
まあ、これは取扱説明書にも「やめてください」としっかり書かれていることなのですが、やってみると「無理」だってことが良く分かります。
ちなみに、夫がやっても同様でした。
男女関係なく、ふくらはぎは鍛えられないみたいですね。
SIXPADから「ふくらはぎが鍛えられるEMS」が発売されました!
しかも今までのSIXPADと違ってジェルシートが必要ないというお得仕様。
Amazonの評判も上々ですし、これは要チェックです。
また、ライザップから発売されている「3D shaper」の新商品「3D Spot」という商品なら、ふとももからふくらはぎ、腕や脇腹まで、ほとんどの部分をトレーニングすることができます。
3D Shaperの新商品「3D SPOT(3Dスポット)」は他のEMSと何が違うの?機能を比較してみましたデメリット②歩きながらのトレーニングはできない
アブズフィットと違って、レッグベルトは歩きながらトレーニングすることが出来ません。
基本は椅子やソファ、床に座ったままトレーニングすることになります。
なんで歩けないのかというと、電気刺激で脚の筋肉がピクピク勝手に動くためです。(笑)
これは慣れとかそういう問題じゃなくて、いくら筋肉がついても無理です。歩けません。
「ながら作業」できるのは便利なのですが、20分以上動けないのはちょっと不便・・・。
特に、小さい子供がいる家庭だと、起きているときに使うのはちょっと大変。
寝ているときじゃないと使えませんね。
デメリット③冬場のレッグベルトは冷たい
シックスパッドは肌に装着する必要があるため、寒い部屋だと付けるときにジェルシートが冷たいです。
また、レッグベルトの場合、装着してからズボンを履くのは無理があるため、素足でのトレーニングが基本になります。(スカートとか、ゆったりしたジャージなら着れますが)
冬場は部屋を暖かくしたり、毛布をかけないとしんどい・・・。
デメリット④ジェルシート代がかかる
既に知っている方は読み飛ばしていただいて構いませんが、レッグベルトに限らず、シックスパッドを含むEMS機器は、体に密着させる「ジェルシート」が消耗品となっています。
価格はレッグベルト1つにつき、2,900円(税抜)と少々、いや、かなりお高め。
ジェルシートの定期便サービスを利用すれば20%OFFで購入できますが、それでも両足で4,640円かかるのは、正直「高すぎ!!」と感じますね。
SIXPADって他のEMS機器と何が違うの?
EMS機器が初めて開発されたのは1960年代。
実はかなり昔に作られていたんです。
でも最近まで、EMS機器といえば「高周波」を使用したものがほとんどでした。
「高周波を使った方が電気刺激が強く、筋トレの効果がある!」と思われていたからです。
でも、京都大学名誉教授、森谷氏の研究によって、本当は高周波より低周波、それも「20Hz」という低周波で刺激するのが筋肉を鍛えるのに一番効果的ということが分かってきました。
20Hz以上の周波数だと大きい力は出るのですが、筋肉がすぐに疲労してトレーニング効果がなくなってしまうことが一番の要因なんだそうです。
ただ、20Hzが効果的だと分かっても、簡単には実装できなかった理由があります。
それは、20Hzという低周波にはピリピリした独特の痛みがあるから。
イメージとしては、お笑い芸人が低周波治療器をつけられ、ビリビリされている姿を思い出してもらうと分かりやすいかもしれません。
半分くらいはリアクション芸なのかもしれないですけど、そんなにビリビリするものを何分も付けていられませんよね。
そういうわけで、「低周波の方が効果的なのは分かったけど、実用化はできなかった」というわけなんです。
しかし、SIXPADは低周波特有のピリピリした痛みを感じない「独自の波形開発」に成功!
ようやく、最もトレーニング効果の高い「20Hz」という周波数をEMS機器に実装することができました。
これによって、本当は凄く負荷の高いトレーニングをしないと鍛えられない筋肉である「速筋」を、効果的に鍛えることが可能になったというわけです。
故障しない?互換用ジェルシートを使ってみた感想
レッグベルトはとってもお気に入りなんですが、やっぱり一番のネックは「ジェルシート代」。
やっぱり高すぎます。
そこで気になったのが、純正品の半額近い値段で買える「互換品のジェルシート」。
説明書にも「純正品以外のジェルシートを使って故障した場合は保証期間内でも有償修理になる」と書かれているため、すっごく迷ったのですが、もう半年以上使っているから「物は試し」でチャレンジしてみることに!
すると・・・
あれ??純正品とほとんど変わらない?
なんだか全然違和感を感じなかったんですよね。
Amazonで検索するとかなりの種類が売られているため、全部が全部良品とは限らないかもしれませんが、特攻してみた感想としては「何の問題もなし!」。
3カ月以上使っていますが、今のところ本体が故障することもなく使えています。
ただし、メーカーとしては互換用ジェルシートの使用を推奨していないので、使用に関しては自己責任となります。
私が使っているレッグベルトの互換用ジェルシートがこちら↓
純正品の値段が3,132円(税込)なのに対し、互換品の値段は1,800円(税込)と1,000円以上安いのは助かりますよね。
レッグベルトはどこで買うと安い?
レッグベルトを始めとしたSIXPADシリーズは、「Amazon」「楽天市場」「Yahooショッピング」で購入することが可能です。
価格に関してはどこも違いはありません。
ただ、公式サイトで購入すると「ジェルシートの定期便」が付いてしまうので、初めて利用する方はショッピングモール経由で購入したほうが安心かもしれませんね。
自分が良く利用しているモールで買うのが一番です。
まとめ
実は、一番カロリーを消費する筋トレは「スクワット」なんだそうです。
その運動量は実に、「スクワット1回で腹筋100回分に相当する!」とも言われています。
スクワットすごい・・・
実際、レッグベルトの刺激や効果は今まで使ってきたEMSの中でも一番!
ガッツリとした刺激を得たい人には、本当におすすめのアイテムです。