今日はVAIO Zのキーボードは本当に汚れにくいのかレポートします。
PCのキーボードって、タイピングによる皮脂油がついて、どんどんテカってきますよね。
黒いキーボードだと尚更目立ちます。
しかし!2016年3月に発売されたノートパソコン「VAIO Z」には、「フッ素含有UV硬化塗装」によって皮脂油を弾き、目立ちにくくする加工が施されているんです。
このコーティングによって、キーボードの汚れがふき取り易くなると同時に摩耗に対しても強くなり、結果的に表面のテカリが防げるってわけ。
でもホントにこのフッ素コーティングで、テカリからおさらばできるのか?
実際にVAIO Zを1年間使った管理人が、キーボード表面の状態をガチレポートしちゃいます。
目次
VAIO Zのキーボードは、1年のあいだ皮脂油を弾くことができたのか?
ちなみに僕は毎日数時間、仕事でVAIOを使用しているので、結構酷使しているほうではあります。
それでは早速見てみましょう!VAIO Zを1年使ったキーボードの画像がこちら!
・・・ええ、めっちゃテカってます。
スペースキーなんかもう半分くらいテカテカしてますな。
ちなみに、左手を置くパームレストも無事テカっとります。
少し角度を変えて見てみると・・・
うーむ、やっぱりテカってます。
ホームポジションの「F」と「J」キーなんかはテカリが激しいですね。
という事で、残念ながら「フッ素含有UV硬化塗装をしても、1年間酷使するとキーボードはテカる」という結果になりました。
※画像はイメージです
正確には半年経ったころから、既にテカリが気になり始めてたんですけどね。
でもまあ、表面のほこりを払う以外、ほとんど拭き掃除をしていなかったので、もしかするとしっかり拭けばテカリが消えるのかもしれない!
ということで、早速キーボードの汚れを拭き取ってみることにしました!
巷で話題のセスキ炭酸ソーダでキーボードを拭いてみるが・・・
汚れたのなら拭き取ればいい!
というわけで、エタノールを含んだ便利なお掃除アイテム、「セスキ炭酸ソーダ」でキーボードを拭いてみることに。
しかし、軽めに何度も拭いてみるも・・・見た目はほとんど変化なし!
なぜだ!セスキ炭酸ソーダは皮脂汚れをガッツリ落としてくれるはずじゃなかったのか!?
納得がいかず、テカっている部分を指で触ってみると、そこだけ滑りが悪いことに気付きます。
そう、テカリの原因は皮脂汚れではなく、摩耗による塗装剥がれだったんです!
これじゃあ、いくらセスキで拭いてもテカリが消えないわけだぜ・・・。
ちなみに皮脂汚れと違い、摩耗によるテカリを避ける方法は「キーボードカバーを付ける」以外に有効な方法はないみたい。
一応、ノートパソコン用のキーボードカバーというのも売ってはいるんですけど、見た目も悪いし、タイピングの使用感も悪くなりそうですね・・・。
【参考】サンワサプライ キーボードマルチカバー
結論!VAIO Zのキーボードは1年酷使すればテカリます
ホームページの解説を見ると、いくら使っても劣化しない画期的な進化を遂げたような印象を受けますが、摩耗に対してはそれ程強くありませんでした。
でも酷使しているキー以外は、汚れを拭き取れば新品同様のマットな艶が戻ってくるので、皮脂汚れに対しては効果があるようです。